たったんのはじめのい~っぽ♪

はじめのい~っぽ♪ 踏み出せば 必ず明るい未来がある♪

私がDIYに挑戦できた理由

かなり久しぶりの投稿になってしまいました(笑)

読みにきていただいた方、ありがとうございます♪

随分季節も進みましたね

秋になると、ふっと物思いにふけりやすくなる私です(笑)

みなさんはどんな秋を過ごしていますか?(^^♪

 

さて

今日は長くなりますが、youtubeなどでは

話すことがなかった

【私がDIYに挑戦できた理由】をテーマに

お話してみようと思います★

 

私がまだ20歳の時

たまたま立ち寄った実家に大きな段ボールの荷物が届きました

実家は車屋を経営しているのですが

よく物を買う父の荷物に間違いありません(笑)

 

「お!きたきた!」父が段ボールを開けると

そこには大量のラインストーンが入っていました

当時流行っていたデコレーション

携帯や小物に小さなキラキラしたラインストーンを

ボンドで接着するものです

 

父は当時デコレーションが流行ということで

車のパーツに自分でデコレーションをしようと

ネットで大量に買ったようで(笑)

私はとても興味をもち、やってみたい!と父にいうと

そこから実家に行く度に色んな種類のパーツを

私のために拵えてくれていました。

 

とはいうものの、、、

どうやって作るんだろう?

当時はまだそこまでネットの情報は少なく

youtubeもありませんから作り方を1から調べました

田舎なので専用の本なども売っていません(笑)

見よう見まねで母のガラケーをこっそりデコレーション(笑)

 

当時は今のようにたくさんの品ぞろえはありませんでしたが

100均で買った小物入れにデコレーションをして

ヤフーオークションで販売してみようと考えました

しかし、ボンドは垂れてくるし、気づいたら隙間があいているし、、、

悩んでいる間にボンドは固まっていくしで

出来上がったものはそれはそれは酷いものでした(笑)

 

しかし、なにを思ったか私は自信満々で父に

ヤフオクでこれ売りたいからアカウントの作り方教えて!!」

 

父は自分で車のパーツなどを販売していたので

父のようにヤフオクで販売してみたいと思ったのです。

しかし父はまずは俺のアカウント貸してやるから

そこから出品してみればいいと私に言います。

父に教えてもらいながら、初めて自分で作ったものを

販売してみました。

 

正直販売できるレベルのものではありません(笑)

ある意味怖いもの知らずの私は(笑)

とても楽しみに落札期日まで実家に立ち寄っては

まだ売れてない、あ~お気に入りに追加されてるかなぁ?

なんてワクワクしていました。

 

そんなある日

父のいない時にパソコンからヤフーを開くと

なんと出品した商品に質問がきていたのです!!

嬉しくて嬉しくて★

ワクワクドキドキで質問欄を開けました

 

そこにはこう書かれていました

 

「こんなひどい作品、よく販売できますね、下手すぎ(笑)」

 

私はさっきまでのワクワクから

それはもう悲しくなり、、、

私なりに練習して作成したものでしたが

実力のなさを痛感した私はとても傷つきました

 

どう返したらいいのかもわからず、、、

恥ずかしさと悔しさで気持ちがぐちゃぐちゃ

涙がでそうになるのを気づかれないように

家に帰りました

 

父のアカウントですから

その質問がくれば父にも気づかれるだろう、、、

やだなぁ、、、

そんなことを思いながら

 

その数日後

実家に立ち寄るともちろん商品は売れていません

もう、こんな下手くそなやつ捨てよう、、、

そう思っていたその時でした

 

父が私の作った作品を手に持ち

遊びに来ていたお客さんの前にもっていき

自信満々に笑顔でこう言ったのです

 

「これ見てくれよ、〇〇が作ったんだ!すごいだろ♪

 結構難しいのになかなかうまいんだよ!」

 

父はなんの迷いもなく

誰が見ても下手な作品を父だけがほめてくれました

 

質問のことなど一切私には話してきませんでした

ただ、私の目の前でそう言い放った父の横顔

それは私に「がんばれ!」そう言ってくれていました

 

お父さん、あの質問みたから、、、ありがとう、、、

声にならない変わりに涙が出てきた私は

トイレにいくふりをして泣きました(笑)

 

その日

私はデコレーションのプロになる!!

そう思ったのです

 

そこから私の猛特訓が始まります(笑)

夜中まで色んなプロの方の作品の作り方を見て

下書きの作り方、ボンド選び、ラインストーンの種類

置き方やデザインの作り方

何回も失敗しながら

 

そんな猛特訓の結果私はヤフオクで販売を続け

「こんなデザインで作ってくれませんか?」そんなことを

言ってもらえるようになりました

 

オーダー制で販売できるようになり

固定のリピーター様もつくくらいになりました

ネットの画像から何日もかけて

私を探してオーダーしてくれた方もいました

 

「下手すぎ(笑)」

そう言ってくれた人に今では感謝しています

それがなかったら私はきっと簡単にあきらめていたでしょう

 

そして頑張って作っている姿を陰で見ていた父が

不器用ながら私の前で言ってくれた

「がんばれ」のエールがなかったら

私はずっと何かを作るということをしなかったかもしれません

 

それから約8年ほど

デコレーションでお金を頂けるまでになり

その経験はとても私には自信になりました

 

私の父と母はなかなかの親で(笑)

あまりここでは話せないような(笑)

本当に大変な家庭でした

父を憎んだこともあるし母を憎んだこともあります

 

でも大人になってから小さいときの日々を思い出すと

私がなにかをしたい!と言ったとき

父も母も一度も否定したことがありません

どう考えても無理難題でも

父は黙って見守り、母はいつも言いました

「〇〇ならできるよ、お父さんの子だからね」

 

それから私は初めはうまくいかなくても

諦めなければ必ずできるようになると思えるようになりました

それは世界でたった一人の

父のエールがあったからです

 

よく器用だからできるんだよとか

私は不器用だからできないという人がいますが

それは私は違うと思っています

 

下手すぎ!な私でも

初めはなにもできなくて、失敗をたくさんして

馬鹿にされたとしても

できるようになる!と決意ができれば

一人でも応援してくれる人がいれば

必ずできるようになると

私は思っています

 

後日談として(笑)

許可もなく初めてデコレーションした母のガラケーは(笑)

母はなんじゃこりゃ!!と思ったそうです(笑)

猛特訓後、母にプレゼントした作品をみて母は

「あんたはやればできる子だからね、あれはびっくりしたけど(笑)」

そう笑った母

 

その経験から

なんの知識もなかった木工の世界

電動ドライバーどころか

ドライバーの回す方向すらわからなかった私(笑)

そんななんにもない私がDIYに挑戦できたのは

ゆうまでもなく

父と母のおかげです

 

何かに挑戦すれば必ず馬鹿にする人もいます

むしろそれは大チャンスになります♪

先日こう言ってくれた方がいました

「挑戦できない人は挑戦できる人を馬鹿にするんだ

 自分が挑戦できないからね、だから自信をもっていい

 既に挑戦できたことが素晴らしいんだから」

 

大人になると

周りはあたたかい父と母のような人がたくさんいました

これを読みにきてくれたあなたもその一人です

 

長くなりましたが読んでくれてありがとうございました♪

また更新していこうと思います★

 

素敵なご縁に感謝して

父と母に感謝して

 

END